RIO

家族のかたちのRIOのレビュー・感想・評価

家族のかたち(2002年製作の映画)
3.5
靴は片一歩だけでは歩けない

愛情って何だろうってことを
ずっと言ってる
のに飽きなかった
でもなんか可笑しい

ロバート・カーライルの
センチメンタルな顔も
Status Quo「Whatever You Want」
を熱唱しているとこも大好きです

イギリスのノッティンガム
トラブルメーカーとして家族から
疎まれてる
家族を捨てて街を出たジミー
やり直したくて
グラスゴーから戻ってきた

シャーリーの恋人のデックが
思いきりヤサグレてるの分かるなぁ
娘のマーリーンが大人びてて
大人が余計にワチャワチャしてる

揺れ動く気持ちには時間が必要
だったり
かたちを作るには一人ではできないし
やっぱり時間が必要なんだ

埋められない心に空いた穴

見えないけど確実に
かたちになっているもの
その両の手で
伝わってきました

「Shoot the moon」
Norah Jonesの声が染みる
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