オーウェン

家族のかたちのオーウェンのレビュー・感想・評価

家族のかたち(2002年製作の映画)
3.1
ジミーは分かれた妻シャーリーがTVで公開プロポーズを受けるのを目にする。
まだ妻を愛しているジミーは求婚したデックから妻を奪い返そうと、グラスゴーからノッティンガムへやってくる。

この映画は惜しいというか勿体ない。
終盤近くまでは展開は暗くともそれなりに楽しめたが、これでは配役をした意味がまったくない。

具体的に言うとロバート・カーライルの方。
言動が打って変わり単なるダメ男にしか見えなくなり、妻がそのことにこだわる理由も怪しくなる。

視覚的にはぎゅうぎゅう詰めにされた家族だとか、ピンクのオートマに、常に固まる子供たちなど、とても印象に残る。
それだけにもっと上手い解決というか見せ方が欲しかった。
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