ジミーは分かれた妻シャーリーがTVで公開プロポーズを受けるのを目にする。
まだ妻を愛しているジミーは求婚したデックから妻を奪い返そうと、グラスゴーからノッティンガムへやってくる。
この映画は惜しいというか勿体ない。
終盤近くまでは展開は暗くともそれなりに楽しめたが、これでは配役をした意味がまったくない。
具体的に言うとロバート・カーライルの方。
言動が打って変わり単なるダメ男にしか見えなくなり、妻がそのことにこだわる理由も怪しくなる。
視覚的にはぎゅうぎゅう詰めにされた家族だとか、ピンクのオートマに、常に固まる子供たちなど、とても印象に残る。
それだけにもっと上手い解決というか見せ方が欲しかった。