このレビューはネタバレを含みます
群衆を見下し、成功を夢見て都会へ出た若者が、ある悲劇によって堕落し、全てを失うが、現実を受け入れ、自分が嘲笑ったその群衆の一部となることで、大切なものを取り戻していく…そんなお話でした。
言葉でま…
『群衆』(1928)初鑑賞。途中サイレントであることさえ忘れる程生々しく感じた「普通の人」の人生についての映画。期待の子どもがNYで平凡な仕事に就き恋に落ちる。雄大なナイアガラの滝での求愛から、小さ…
>>続きを読む面白かったです。
都会に出て成功を夢見ていた若者が
結局は「群衆」と同じ人生を辿っていく。
そんな人生でも色んな幸せや苦難が
待ち構えている。
最初は他人を見下して、くだらない仕事を
している奴だと…
今も昔も変わらない「その他大勢」から抜け出すことの出来ない群衆の中の一人の、些細な人生の顛末。この手のお話には弱い。
ジョンの絶妙な小物感も良かったし、ところどころに笑えるシーンも。音楽もバリエー…
希望を胸にニューヨークへとやって来た青年ジョニーは、保険会社に就職しやがて結婚する。
出世して群衆から抜け出すことを夢見る彼だったが、現実は上手くいかず出世はどんどん遠のくばかり。人づきあいが苦手な…
プロットだけ変えずに現代で再現しても全く不自然じゃなさそう。
何者かになりたい的な言説、労働者の立ち位置、この時代から当たり前に何も変わってないんだなあ…掃除機なんてどの家庭も持ってるから売れないん…
最初のシーンからしてさぞかし大物になる主人の物語だと思いましたが、ごく普通のサラリーマンの人生を追ったストーリーでした。しかし無声映画の名作ですね。なんら私の人生と変わらない💦でも悲劇が無い分、私の…
>>続きを読む産まれた時は皆“末は博士か大臣か” と大物に成長する事を期待されるが人生そう上手くはいかない。大部分の人が月並みな結婚をし、うまくいかない仕事をボヤき転職したり、妻に愚痴られ喧嘩もし、ささやかな波乱…
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