あんがすざろっく

レジェンド/光と闇の伝説のあんがすざろっくのレビュー・感想・評価

レジェンド/光と闇の伝説(1985年製作の映画)
2.5
リドリー・スコットをレビューしようシリーズ。
前回の「G.I.ジェーン」から随分間が空いてしまいました。
「エイリアン」「ブレードランナー」で世界中の映画ファンを虜にしたリドリーが次に挑んだのは、ファンタジー。

監督の代名詞とも言える、暗い闇の奥行きはあるものの、しっかり世界観は構築できているものの、単調な作風は否めない。
ダークファンタジーにしたかったか、もっと入りやすいものにしたかったか、ちょっと中途半端な感じ。

初めて本作を見た時は、まだ指輪物語も読んでなかったし、LOTRなんかはまだ産まれてなかったし、北欧神話なんてのにも知識がなかったもんだから、今回見返したら初見の時よりは楽しめました。

トム・クルーズが若っ‼️
声まで若っ‼️
トップガンの時より若っ‼️
やっぱりトム・クルーズって、気持ちが若いんだと改めて思わされた次第。

そして、ふと気付いたんですが。
僕トム・クルーズの作品はそれなりに見ているはずなんだけど、今まで彼の出演作を1本もレビューしていなかった😱
いや、嫌いじゃないんですよ、好きな作品もありますから、徐々にレビューをあげられたらなぁと思います(何の弁解だ)。

しっかし、王女様は何をしてくれてるんだよ、あの人の短絡的な行動であんなことになってしまったんじゃないか😠

ただ、その好奇心の強さ、浮ついた気持ちが後半に活きてくるから、良かったのかな。


この作品が制作されたのが1985年。
その前後に「ネバーエンディング・ストーリー(1984)」や「ラビリンス 魔王の迷宮(1986)」があったり、この頃はファンタジー映画が集中して作られていたのかな。
リドリー・スコットはユニコーンの夢を見たんでしょう。


まだ未見の方。
あまりオススメはしませんが、トム・クルーズファンの方、リドリー・スコットお好きな方、一通りファンタジー映画を見て、他に見たい作品がない方は、ちょっと寄り道されてもいいと思います。
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