裸の島の作品情報・感想・評価

裸の島1960年製作の映画)

製作国:

上映時間:95分

ジャンル:

4.0

『裸の島』に投稿された感想・評価

玲
-

はじめの水を運び続けるところからもう過酷がすぎてタルベーラみたときと同じ気持ちに。。
地の水の吸い込みがすごくて途方もなく生だなと思った、途方もなく水を運んでは吸い込ませ続けて、その営みを続けるすな…

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2025.02.21
監督:脚本:制作:美術:新藤兼人
出演乙羽信子(妻 トヨ)
  殿山泰司(夫 千太)
  田中伸二(長男 太郎)
  堀本正紀(次男 次郎)

これぞ人間のいとなみ、人間のドラ…

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セリフは全くなく、映像とBGMと環境音で構成され、瀬戸内海の孤島に住む家族の暮らしを描く。水道だけでなく水もない島では、本島まで毎日何度も手漕ぎ舟で往復して水を汲みに行く。過酷だとしか思えない生活を…

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制作費350万円、主なキャスト4人、スタッフ13人で約3ケ月間の合宿生活をしながらの、過酷極まりない撮影状況下で撮られた台詞のない実験的映画。当時、肝臓を患っていた殿山 泰司はこの間、好きな酒を断ち…

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1/8
記録

何度目か忘れたけど、何度も観ている好きな映画。
大きく揺さぶられない時は、自分の心が渇いているんだろうなと思う。

瀬戸内海の孤島。一家四人が暮らしているが、電気も水もない。毎朝、船で隣の島に水と食料を入手。水は急斜面の農作物に与える。その繰り返しの日々を、セルフなしのドキュメンタリータッチで描いた近代映協製作、…

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"フィルムが鋭く捉えた、人間の記録"

舞台となるのは瀬戸内海に浮かぶとある孤島。真水を汲みに行くことさえ困難となる島だ。
本作には大自然の恩恵、生きることの喜び、生きるということの過酷さ、人々の「…

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月影
4.2

ずいぶん前にDVDで観たが、衝撃的だった。

セリフがないということ以上に島での生活が。水を運ぶという行為も素人ができるようなものではない。それを乙羽信子と殿山泰司がやっている。

街に出かけた時だ…

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3.5
台詞を徹底的に排除したドキュメンタリーのような映画になっていた。

海や桶の水の音が心地よかったが、島の家族の日常を繰り返し描くのでどうしても眠くなってしまった。
3.6

自分の中の期待値が高すぎた。

台詞のない映像作品を観たくて探したら本作が挙がっていたので観賞した。
それを事前に分かっていたから、本作の序盤を観ていて、この後の展開どうなんだろ、このままなんも起き…

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