このレビューはネタバレを含みます
希望、だけどつらかった
SFだと思ってたけど、戦争映画のような感じで意外と現実的で、だからこそそのギャップもあって辛かった。
こどもの笑い声は、こどもの泣き声はこれ以上に無いほど尊くて、雨であり太陽みたい。
今の地球は、別に子どもが産まれない世界ではない。
けど、今産まれてくる子ども一人一人も、この映画の「子どもが産まれない世界で産まれた子ども」と同じくらい貴重で尊くて愛される存在であることを、誰一人忘れないでほしい。世界中の子どもが皆幸せであって欲しい。
子ども一人のために何人もの大人が犠牲になった。命と引き換え、というのは現実世界じゃ過言ではあるかもしれないけど、子どもは世の中にとってそれくらい守られるべき存在であってほしい。
演出について。
銃声のなかBGMはなく、視界に血が飛び散る