鑑賞2回目。配信に在る時と無い時とあるので見付けたら観ておこう、という感覚。
多くのレビューで映画の撮り方の技術に関する言及が多いようなので、そこを観察する見方をした。映画人とマニアにとっては、映画史上に於いて貴重で刺さるのだと思う。
ストーリーについては、最後それでいいの…?という終わり方をする。そこは余計なことを考えないことにした。映画だし。
映画の中の出産シーンはいつでも驚くほど短時間で、衛生管理や産後のケアも無いのに母子共に健康なのもまた映画あるある。
*
たまにファンタジーを真に受けて出産をナメて掛かって現実に自力で出産しようとして亡くなったり、死ぬほど難産の末に障害が遺って訴訟沙汰になったりという事件があるけど、こういった映画の影響なのだとしたら嫌だなあ。
「この出産シーンは現実の医療的措置とは異なります」みたいなテロップが入るようになったら本物のディストピアだね。