ひろりこ

記憶の棘のひろりこのレビュー・感想・評価

記憶の棘(2004年製作の映画)
3.7
鑑賞記録&感想
【初視聴】
★2005年度 ゴールデングローブ賞。
主演女優賞(ドラマ部門)ノミネート。
🎗ニコール・キッドマン

突然現れた10歳の少年。
彼は夫の生まれかわりなのか─
『ショーン、本当にあなたなの?』
忘れられない想いが、よみがえる。
どこまでも切ない、輪廻をめぐる愛のミステリー。

~あらすじ~
10年前に愛する夫ショーンを心臓発作で失った美しい未亡人アナ(ニコール・キッドマン)。彼女は喪失の悲しみから抜け出すまで何年も待ち続けてくれた男性ジョゼフと婚約する。そんなアナの前にある日、見知らぬ10歳の少年が現れこう告げる─「僕はショーン、君の夫だ」と。夫だけしか知らないはずの秘密を語り、大人の男性のような愛と情熱を秘めたまなざしでアナを見つめるショーン。そんなショーンの言動に動揺するアナ。ショーン少年は本当に夫の生まれかわりなのだろうか?そして彼女が知る衝撃的な事実とは・・・。

今作、大胆にもショートカットにイメージチェンジしたニコール・キッドマン見たさからの視聴ですが、あまりの雰囲気の変わりようにパッと見、唖然...もちろん髪型だけですけど不外にも女優の大竹しのぶさんが頭に浮かんしまった...😅
個人的にはロングヘアのほうが断然似合っていて好きですね。
それはさておき、肝心な内容のほうは最初から最後まで深まる愛のミステリーにどっぷりと引きずり込まれました。
いったいこの作品はスピリチュアルなものなのか?それとも作為的なものなのか?これがこの作品の最大の論点だと思いますし、解釈を視聴者に委ねる形も巧みでしたね🤔
そして謎の少年ショーン役を演じたキャメロン・ブライトくんの大人びた不思議な雰囲気の演技はとても秀逸でしたし、ニコールの美しさとお墨付きの演技力に支えられた作品だと思います。結局、すべての伏線回収はできませんでしたが、私はショーン少年のことを信じたいし信じます🙂

冷たい波がうちよせる砂浜のシーンがまさに『記憶の棘』でしたね🌹

しかし、フィルマの評価が低すぎる...🙄
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