ジャッククイン

暴走機関車のジャッククインのレビュー・感想・評価

暴走機関車(1985年製作の映画)
3.9
 ――恐ろしく息苦しい映画。

 少ない登場人物が織り成す暴走列車内でのドラマはシビアで、情も仁義もありゃしない。
 アクションもアクションで大掛かりなものの何処か人間臭さを持ってるからか、見てる時の緊迫度が物凄く、ダメージを受けた時の描写は本当に息を呑んでしまった。
 そんなシビアなドラマとアクションの果てにあるラストは、壮大な雪景色も相まって心がどんよりと暗くなってまう……。
 どんよりとしたアクションを味わいたいならオススメです。