新道 前篇朱実の巻の作品情報・感想・評価

『新道 前篇朱実の巻』に投稿された感想・評価



天真爛漫なお転婆ぶり、佐野周二にひとめ惚れしてグイグイの田中絹代。次の日にはもう佐野周二誘って水辺でべったり。煙草プカプカで物怖じしない絹代は戦前のお嬢さん。「わたし年寄りの扱いは上手いのよ」と…

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Hiroking

Hirokingの感想・評価

3.0
〖1930年代映画:小説実写映画化:松竹〗
1936年製作で、菊池寛の小説を実写映画化の前編らしい⁉️

2023年1,532本目
asako

asakoの感想・評価

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このレビューはネタバレを含みます

役者さんみんな好きだな。
田中絹代はもちろん
みんながはまり役、しまった
笠智衆が分からなかった!!
高峰秀子もピンとこなかった
もう一度確かめないと😅

田中絹代がくるくると身を翻して大広間を走り廻る、それだけで画面がぱあと明るくなる。脇を固める俳優陣もみなうら若く輝いていてすばらしい。高峰秀子、川崎弘子、そして松竹三羽烏のそろい踏み。そしてわれらが…

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本当に観られてよかった。
宗方子爵家の女たち川崎弘子、田中絹代と名門工藤家の兄弟佐野周二、上原謙そして画家佐分利信の絢爛たるメロドラマ。
『挽歌』『わが愛』『猟銃』の原点がここにある!

野田高梧がこのような通俗的な話を、それぞれの人物の個性、善意、悪意を見事に描き分け、川崎、田中、高峰、佐野、上原の魅力を引き出している(岡村文子までも)が、佐分利信は少し損をしている。小津的な匂いは…

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田中絹代、川崎弘子、高峰秀子、松竹三羽烏の豪華出演。みんなが若くてキラキラしてる時代の作品なので、一見の価値はあると思う。

この監督にしては、映像は比較的普通。いつもほどカットは割らず、長回しやカ…

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ROY

ROYの感想・評価

4.2

没後40年 映画監督 五所平之助

64分・35mmプリント

前篇上映後、休憩あり

■ABOUT
五所は本作で初めて長篇小説の映画化に挑んだ。一平(佐野)の子どもを身ごもった朱実(田中)だが、彼…

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【詳述は、『五重塔』欄で】天晴れ⋅田中絹代、彼女が若くして、大衆人気+実力大スターに何故なれたか、よくわかる、そのキャラの進歩性⋅アグレッシブを無理なく受け入れざるを得ない、振る舞い⋅広言の威容+親…

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ENDO

ENDOの感想・評価

4.2

避暑地である霧ヶ峰(兼母のサナトリウム)のきらめきが月の光となって襖の間から漏れ出す。煙草を燻らせ横たわる絹代が愛しい人を潤んだ目で想う視線に貫かれる。冒頭10分ながら寝室での姉弘子との戯れ合いだけ…

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