とげまる

ウォリアーズのとげまるのレビュー・感想・評価

ウォリアーズ(1979年製作の映画)
4.0
ギャングたちの生き様がかっこいい!

街中のギャングの組が一同に集まる大集会で、殺人事件が起きる。その主犯として濡れ衣を被せられたウォリアーズという組が、命からがら自分たちの縄張りに帰る逃走劇。

オープニングの地下鉄が町をかける映像センス抜群でかっこいい!
ギャング達も100組もいて、それぞれかなり個性的な見た目で印象的!(個人的にはベースボールフューリーズと一瞬しか出ないアロハシャツの組が好きw)

期待していたほど戦闘シーンは多くはないんだけど、多くを語らず、渋カッコイイシーンが多くて良き!
一夜の物語なのに濃密すぎる🌃

アメリカンニューシネマが元々好きで、その中で社会に不満を抱いた人間が悪に走るっていう展開は観ていたけど、ギャングについてはあまり理解してなくて。
大人になりきれず、でも社会的な力がなくて反発できないから、仲間とつるんで暴力で憂さ晴らしをしているティーンネイジャー的なのをイメージしてた😇
けど、もっとアメリカの時代背景や貧富の差など抑圧されている原因は根深いもので、どうしようもない中でギャングという術に縋って、そこに生きる意味を見出しているサマは、何となくでしか生きていない自分にとっては、よほど大人でかっこいいなぁと認識を改めさせられた💦

ギャングとかマフィアものを良い意味で見る目が変わった✨
これからちょこちょこ観ていこうと思えた作品でした👏
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