映画学校在学時の伝説的作品
ストーリー
刑事フィッシャーはFBI心理分析官ばりに犯人の心理に近づいて捜査を行う敏腕捜査官だった。しかし余りにのめり込みすぎ、犯罪の渦中に引きずり込まれてしまい..…
この映画は映画館の真っ暗な環境で観ると、最高なコンディションで挑んでも眠ってしまうので、家で観た方がむしろ集中できた。そんな映画は今までなかった。
思ったほど、話もそこまで難解ではなかった。ヨーロッ…
何より、映画としてのルックの強さがすごい。いわゆる"映画を観る目に溜まった垢を洗い流す"、新鮮で美しい画とカメラワークが続く。
ぼんやり観ていると分かったような、分からないような…不思議な気持ちに…
映像が本当に素晴らしい。全編統一された黄色いセピア調の色彩に、独特の浮遊するようなカメラワーク。この映画自体が主人公が催眠術で過去を回想している夢であり、さらにその中で容疑者の行動に自分を同化させて…
>>続きを読む五感を刺激する
ラース・フォン・トリアー監督の長編デビュー作。「ヨーロッパ三部作」の一作目である本作は難解かつ視覚的魅惑を秘めている怪作。初期からこんなに変態だったか。
全編セピア調の映像…
このレビューはネタバレを含みます
【存在の危うさ。】
犯罪心理学に心酔するあまり、犯罪者の心理をなぞり過ぎて、ついに同化してしまう主人公。
ボロいホテルも、病気持ってそうな東洋人の娼婦も、何処だかよく分からい水路なども、現実と非…