十一月

ジャームス 狂気の秘密の十一月のレビュー・感想・評価

ジャームス 狂気の秘密(2007年製作の映画)
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映画として再現映像がある方が楽だし観せやすいのも分かるけど完全に安っぽくなってるしドキュメンタリーとして薄くなり過ぎてる。ドラマチックに盛り上げようとしたんだろうけどジョン・レノンが死んだことが目立ち過ぎてダービー・クラッシュも薬でラリっただけにしか見えない演出のまま気付いたら死んでるし、何より歌詞とか楽曲が合ってるとか関係なく最後は絶対にどうやったってThe Germsの曲じゃなきゃダメだろ。デヴィッド・ボウイ「Rock'n Roll Suicide」で締めくくられてるせいでどうにも説得力を欠いていて、そういうピンボケみたいな演出の詰めの甘さや芯の無さが粗として目立って仕方がない。私にはハマらなかった。
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