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ワイルド・アパッチのぉゅのレビュー・感想・評価

ワイルド・アパッチ(1972年製作の映画)
3.6
2021年 鑑賞 21-336-23
「アパッチ」「何がジェーンに起こったか?」等のロバート・アルドリッチ監督の西部劇作品。実際に起きたアパッチ族の襲撃事件を基にアラン・シャープさんが脚本を担当し、「捜索者」(56)から強い影響を受けている作品。ちなみに登場するウルザナは、アリゾナ州で蜂起したジェロニモと同時代に実在したアパッチ族の戦士。

アパッチ族の戦士ウルザナ(ホアキン・マルティネスさん)は、数名の仲間を引き連れてインディアン居留地から脱走する。ローウェル砦にウルザナ脱走の知らせが届き、指揮官のカートライト少佐(ダグラス・ワトソン)は偵察のマッキントッシュ(バート・ランカスターさん)に情報収集を任せ、デ・ビュイン少尉(ブルース・デイヴィソンさん)に追撃隊の編成を命じる...

あの審判は何か知っていて、そろそろだろうと思いそわそわ?それとも、目か耳がいい?

いわゆるエリート出世街道系の若者デ・ビュイン少尉の、アパッチ族への激情による無意味なムチャブリとも思える命令に、振り回されている、出世は叩き上げでコツコツ感強しの中年の軍曹(リチャード・ジャッケルさん)の表情が... あくまでアパッチ族を憎むデ・ビュインと、アパッチ族のケ・ニ・テイ(ホルヘ・リュークさん)を重宝するおじさん情報通偵察マッキントッシュとの溝が広がり、一触即発になりそうな構図にハラハラ... 最初はマッキントッシュにヘコヘコして、ケ・ニ・テイも重宝してたクセに... 彼の行動・口調・性格を変えたのは無情で残虐な逃亡アパッチ族のの戦士ウルザナ一行の行いだった。

双眼鏡、ケ・ニ・テイがとった行動、山の中腹で光るもの発見、岩山の2人のアパッチ族...

“「もし」はない 選んだ結果を受け入れろ”
タバコを巻くのは... は胸熱!少尉さんの性格また変わった?

西部劇あるあるかもしれないが、凄く自然が綺麗で、特に今回は、クライマックスバトルの舞台の岩山がとても好き!そういう所も楽しめる!あと、あのシーンの月!
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