Dunkelheit

伝説巨神イデオン 発動篇のDunkelheitのレビュー・感想・評価

伝説巨神イデオン 発動篇(1982年製作の映画)
4.8
イデは『人類が善き進化を遂げる事』の理念で、ロゴ・ダウ、バッフ・クランの二つの文明を接触させるが、それらが争いをやめないので失望し、最終的に発動という形の虐殺を行う事から、ロゴ・ダウとバッフ・クランと同じエゴイストである事がTV版で描かれている。
だからイデのエゴイスティックな様を「イデも生き延びたいからな」と言語化した発動篇が最高だ。
他にも軍人のハルルが"女"に憧れを抱く女としての内面が描かれ、父のドバはその本質を見抜いていて「男なら」と落胆する様子が言及されている所もあまり掘り下げられなかったTV版の補完になっていて良い。
この作品の魅力は幾らでもあるので気分でまた追記する。
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