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伝説巨神イデオン 発動篇のTkのレビュー・感想・評価

伝説巨神イデオン 発動篇(1982年製作の映画)
4.0
こ、これは…なんだかすごいアニメ映画を観てしまったというしかない…。

接触編は、テレビ版の総集編のような印象を受けました。内容が抜粋されたまとめのような感じがあったので、正直劇場版しか観ていない人は、全くもってキャラたちの性格がわからないで、知らない間になんかみんな戦ってる…という感じなんじゃないかな?と思いました。

そしていよいよ発動編。これはもうひたすら人が死にます。かなりあっさりと残酷に。宇宙戦争だから仕方ないとわかっていましたが、ひたすらに人が死んでいくのはとても切なく、なぜにこんな争いをしているのか…と問いかけています。なぜ人は憎しみ合うのか、そして愛し合うのか。生と死と、たくさんの問いがありすぎてちょっと頭の中パンクしましたね。
緑川さんが、この作品を上級者向けという理由がなんかわかります。難しいです(苦笑)

そしてラストシーンのインパクトがすごいです。これをテレビアニメでやろうとしていたのかと…昔のアニメ、攻めてますね。
最後は、みな一応幸せな形で終わっているのかな?という印象は受けました。

これは何度か観ないと、監督の真意がわからなさそうですね。とにかく、インパクトがすごいのは確かです。うん、また観ます。なのできっと、感想追記するでしょう…。

No.14
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