かー

八月の狂詩曲(ラプソディー)のかーのレビュー・感想・評価

3.6
よし観るぞ…!と踏ん張らないとなかなか観る気にならない黒澤作品。早く全部観たいけどなかなか終わらない…
オッペンハイマーを観たので、この作品を「よし観るぞ…!」と思いました。
めちゃめちゃ喋る映画。子供たちの夏休み映画が大好きなので、そういう側面では好き。
ただやたら教科書に載ってるようなことをセリフで吉岡秀隆ともう一人お姉ちゃんがちょいちょい説明してくれるのがなんか嫌だった。やりたいことはわかるし、色使いとかもよかった。良い映画だとは思う。ただ、面白い映画ではなかった。ラストシーンは好きだったけど、なんだか相米さんを感じた。(相米さんが黒澤明を意識したのか…?と思ったけど、台風クラブの方が先やん…!)。演劇みたいだった。
こういう映画、もう近年作られてないよなと思うとせつなさはある。オッペンハイマーは作られるのに、日本では原爆の映画つくれないのかよ。というやるせない気持ち。
リチャードギアはかわいかったです。笑
かー

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