日本人にとって夏は戦争を思い出す季節。それが、死者を想う季節と重なっていることに不思議な運命を感じ得ない。夏は、痛みを知り、優しさを育む季節なのかもしれない。他人への素直な共感を重ねながら、静かに優…
>>続きを読む★65年公開の「赤ひげ」以降、なかなか映画製作できなくなった黒澤さん。長らく5年に1本の寡作状態になっていたが、90年代に入ってアカデミー賞の名誉賞を受賞するあたりから「夢」、本作、「まあだだよ」と…
>>続きを読む題材が題材だけに黒澤映画の中で最も教育的な映画か。けど教育映画ほど鬱陶しいものもなし。元々かなり教育的な黒澤から活劇引けば鬱陶しくなるのはまあ仕方ない。公開当時観た時も、感動だけど鬱陶しいような、ア…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
夏休み、四人の子供たちが高齢のおばあちゃんの家に預けられる。いつも優しいおばあちゃんだが、原爆によって夫を亡くした過去があって...
黒澤明監督晩年の作品です。原爆の悲劇を深く考えさせられる。黒澤…
原爆を体験したもの、体験した人の息子娘、さらにその孫、アメリカ人といったいろんな立場から見た原爆に対しての捉え方があって教養として面白いと思った。もちろん、他にもいろんな人がいるのだが。
まずop…
戦争も原爆の記憶も徐々に薄れていっていることを描きながらも、なくならない事実と人間の価値観の移り変わりがずっと胸に刺さった。
リチャード・ギアとおばあちゃんのシーン、ラストシーン「野ばら」、秀逸でし…
このレビューはネタバレを含みます
日本のオーソドックスな平和学習目的の修学旅行のような映画。日本の夏を味わいつつ、日本とアメリカの戦争を振り返る上で、大切なことを改めて実地で確認しましょうねっていう感じ。リチャードギア出てくれてあり…
>>続きを読む松竹株式会社