さりさり

男はつらいよのさりさりのレビュー・感想・評価

男はつらいよ(1969年製作の映画)
5.0
寅さんにハマった時期があって、全作品を続けて観たことがありました。
全49作を観て思ったことは「やっぱり第1作目が一番良かった!」っていうことです。

第1作には寅さんの全てが盛り込まれています。
これさえ観れば、あとはもう観なくていいかも、ってくらい寅さんの魅力が詰まっています。

どうしようもなくおバカな寅さん、お下品な寅さん、人情味の厚い寅さん、そして妹思いのめちゃくちゃ優しい寅さん。
おいちゃんも、やっぱり森川信さんが演じたおいちゃんが一番好き。
博のお父さん役の味のある志村喬さんも出演されてました。
文句なしのマドンナ・光本幸子。
それに何といっても、さくらの可憐な美しさ!
さくらを想う博の愛の告白は、それまで見たどんな恋愛ドラマよりも感動しました。
そんなさくらと博の心温まる涙の結婚式。
どれをとっても最高です。

『男はつらいよ(第1作)』は、まさしく寅さんの原点です。
さりさり

さりさり