華

歩いても 歩いてもの華のネタバレレビュー・内容・結末

歩いても 歩いても(2007年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

「あぁ 家族って」と思う作品。

親の実家へ共に帰省すると
微妙な気まずさ、ありますよね。
この映画は「親」と「子」の目線から
描かれている。

「あぁ あるある」
「あぁ ありそう」

そんな日常が閉じ込められた映画。

両親がそれぞれの実家に行った時
何を思ってるのかなんて
子供の頃は考えもしなかった。

今は、「気疲れしてたんだろうな」と
思わずにはいられない。

無意識なのか、意図的なのか
わからない発言……怖いですね。
樹木さん、流石でございました。

最後
阿部ちゃんのエピローグが効いている。

約束は果たされぬまま
死んだ両親。

それが現実。
華