このレビューはネタバレを含みます
「あぁ 家族って」と思う作品。
親の実家へ共に帰省すると
微妙な気まずさ、ありますよね。
この映画は「親」と「子」の目線から
描かれている。
「あぁ あるある」
「あぁ ありそう」
そんな日常が閉じ込められた映画。
両親がそれぞれの実家に行った時
何を思ってるのかなんて
子供の頃は考えもしなかった。
今は、「気疲れしてたんだろうな」と
思わずにはいられない。
無意識なのか、意図的なのか
わからない発言……怖いですね。
樹木さん、流石でございました。
最後
阿部ちゃんのエピローグが効いている。
約束は果たされぬまま
死んだ両親。
それが現実。