だい

巴里祭のだいのレビュー・感想・評価

巴里祭(1932年製作の映画)
1.7
ベッタベタのラブロマンス!

ベッッタベタの、
ベッッッタベタによる、
ベッッッッタベタのための、
ラブロマンスゥゥゥゥ!!!!


鳥肌が立ちます。


いまどき!
ちゃおでも!!
花とゆめでも!!
別マでもこんなベッタベタなのないぞ!!!

読んだことないけどたぶんない!



まあたしかに、
雨宿りのシーンは印象的です。

これがやりたくて、
ここまでのシナリオ書いたんだろうな、
ってくらいの気合を感じる。


ジャンがもっとちゃんとしてて共感できるやつだったら、
まあそれはそれでベッタベタでも。
ところがだよ!

ジャンってそこそこのダメ男よね?

なんか、
ルネ・クレール作品にありがちな、
「ドジでダメな男が、自分のダメさを自覚していない」絶望的なまでの軽さが、
たぶんぼくには合わなさすぎる。


もっともっとさ、
自省して、悩み抜いて、
そしてようやくあの雨宿りに辿り着けたなら、
たぶんぼくはこの映画が少しは好きになれた。
だい

だい