ベッタベタのラブロマンス!
ベッッタベタの、
ベッッッタベタによる、
ベッッッッタベタのための、
ラブロマンスゥゥゥゥ!!!!
鳥肌が立ちます。
いまどき!
ちゃおでも!!
花とゆめでも!!
別マでもこんなベッタベタなのないぞ!!!
読んだことないけどたぶんない!
まあたしかに、
雨宿りのシーンは印象的です。
これがやりたくて、
ここまでのシナリオ書いたんだろうな、
ってくらいの気合を感じる。
ジャンがもっとちゃんとしてて共感できるやつだったら、
まあそれはそれでベッタベタでも。
ところがだよ!
ジャンってそこそこのダメ男よね?
なんか、
ルネ・クレール作品にありがちな、
「ドジでダメな男が、自分のダメさを自覚していない」絶望的なまでの軽さが、
たぶんぼくには合わなさすぎる。
もっともっとさ、
自省して、悩み抜いて、
そしてようやくあの雨宿りに辿り着けたなら、
たぶんぼくはこの映画が少しは好きになれた。