YAZ

巴里祭のYAZのレビュー・感想・評価

巴里祭(1932年製作の映画)
4.0
ルネ・クレールの観る

また観るです
アナベラ主演の花売り娘と
運転手の恋物語
原題「7月14日」

クレールらしい自由さとても好きです。
本作の邦題からか日本では「巴里祭」
と呼ぶ革命記念日7月14日と前夜の
恋する二人の紆余曲折な話

窓越しの二人
雨宿りする二人

冒頭からしばらくストーリーらしきもの
なく前夜を楽しむ二人に関わるショート
エピソードの羅列でここに登場する数人
が後の物語に活きて来る

花売り娘アンナと運転手ジャン
ジャンが部屋に置く一枚の女性の写真

写真の彼女が部屋に現れ物語動く
二人の誤解が誤解を生み冒頭に登場する
人たちも微妙に関わって。。。
こういう流れでのラブ話は後に山ほど作
られてるので90年前の本作がオリジナ
ルの一つかもしれない

アナベラ可愛い
物語は今となってはなところもあるけど
二人のラブな瞬間が心に残りますね
クレールはトーキー4作目ですがサイレ
ントな手法も上手く使っております

62/220
YAZ

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