このレビューはネタバレを含みます
母親が愛人と駆け落ちして、捨てられた幼い息子の鋭い目線で物語は綴られている。
大人よりもずっと鋭い眼差しで。
母親の愛人のしつこさは「終着駅」のモンゴメリー・クリフトみたい。
なぜか二部構成。
こ…
親の都合に振り回される子どもを描く、ヴィットリオ・デ・シーカ監督1943年作品。短い上映時間ながら、まさかの2部構成に驚いた。本作は「靴みがき」「自転車泥棒」といったデ・シーカ監督の代表作の前に撮ら…
>>続きを読む夫婦仲・親同士の仲が子供に与える影響というものを悲劇的に描いた秀作。母は浮気、父は寡黙。母が消え祖母に預けられる子供。
親無しで生きていけない子供の頼りたい親は不均衡。母の浮気を見て線路を伝って逃…
母親が最低すぎる。
子供がかわいそう。
集中力がなくて結構前に1回観て昨日また見直してまた今日見直して、結局3回も観てしまった。
お疲れ私。
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2023/𝒩𝑜514◡̈✧🌛☽・:*…
大人は判ってくれないの元ネタ 特にジャンピエールレオが浜辺を走るあのシーンのリファレンスがはっきりとあって、ここでもあちらでも孤独な少年のたましいが走ってる…とそれだけで泣ける お母さんが浮気相手と…
>>続きを読む不仲な親の都合に振り回され、色々なところを転々としたりぎくしゃくした生活を送る子供の悲劇が容赦なく描かれておりいつしか主人公同様気分が沈んでくることに。
特に一見物静かだけれど多情で自分の都合ばか…
子供はいつも大人に振り回される。電車の切符を買うことすら出来ない。何処にも逃げ場がないのである。どん詰まりの状況で、ローマに向かって線路伝いに歩き出す。このシーンが素晴らしい。
『ミツバチのささやき…