マッサージ屋2号店

集団左遷のマッサージ屋2号店のレビュー・感想・評価

集団左遷(1994年製作の映画)
3.0
『蛍』梶間俊一監督作品。
不動産会社でリストラ要員の社員らがそれを阻止する為に戦う物語。

福山雅治主演のテレビドラマ版は鑑賞済み。
テレビドラマ版は銀行のお話でこちらは不動産会社のお話。

バブルが弾け日本の企業は人件費削減の為にリストラを推し進めていた頃の映画なんですよね。
リストラ要員50名が集められ、無茶なノルマが課せられた首都圏特販部。
ノルマが達成させられなければ解雇。
柴田恭兵演じる滝川、中村敦夫演じる篠田を中心に津川雅彦演じるリストラを進める副社長と対峙するという分かりやすい構図なんです。

何としてもノルマ達成を失敗させる為に練られるやり方がエグい。
しかし津川雅彦はこういう憎まれ役でなおかつエロい役を演ると完璧ですね(笑)

しかし終盤にかけてがあまりにも無理があり過ぎてやや引いてしまった。
もう少し納得がいく展開なら良かったのに。