おくちん

宇宙戦艦ヤマト 完結篇のおくちんのレビュー・感想・評価

宇宙戦艦ヤマト 完結篇(1983年製作の映画)
3.1
さらばから、五年。復活したヤマトの完結。僕にとって初めて劇場で観たヤマトでした。地方なので、うる星やつらオンリーユーとの二本立て。ラストの古代と雪のベットシーンは、小学2年から3年生になるくらいの自分には衝撃的でした。今観ると、前作に続いて絵がきれい!ただ何となく、古代に偏った展開で、沖田艦長の再登板は盛り上げるには良かったかもしれませんが、沖田らしさをもう少し出して欲しかった。ヤマトが沖田と自沈しますが、その前にもたくさんの人達の犠牲があり、それを男の美学のように描かれています。そもそもそこが命を大切にしてきた沖田の精神とズレている気がしてなりませんでした。ヤマトは、さらばで本当は完結していれば良かったかもしれません。でも第一作をリアルで知らなかった自分にヤマトを教えてくれたのも、さらば以降のヤマト。これで栄光の眠りにつけば良かったのに、再び、復活編が…。リメイク版は本作までにして欲しいと願います。