にっきい

宇宙戦艦ヤマト 完結篇のにっきいのレビュー・感想・評価

宇宙戦艦ヤマト 完結篇(1983年製作の映画)
1.0
地球水没まで後15日って…、そんな日数で何が出来るねん!(笑)

リアルタイムで『宇宙戦艦ヤマト』を見てきたのに、今作公開辺りには人気もかげり、実際僕も未見のままでした(笑)
リメイク版『宇宙戦艦ヤマト2202』の公開が始まった頃に旧劇場版を1作目から見直したんですが、そこでも3作目まで見て力尽きてました(笑)

宇宙戦艦ヤマト最期の航海、って話し。
これ、完結編って事でスタッフは凄い気合い入ってたらしいですけど、なんやねん!?(笑)
メカニックデザインは子供のマンガみたいなチープさやし、敵が攻めてきて人類絶滅する、って毎回同じストーリーで、目新しさどころか内容すらないし、何より編集が雑すぎて、シーンがコロコロかわって何やってるのかわからん!(笑)
なのに主人公が自分の作戦の失敗で沢山の犠牲者を出した事を悩むシーンとか、ヤマトの発進シークエンスはやたらと時間かけててテンポ悪い。
だいたい劇場版3作目以降は2作目までとはパラレルやしねぇ(笑)
んで、完結編やから目玉になるような事をやりたかったんやろうけど、1作目で"死んだ"初代艦長が実は生きていた…って!(笑)
盛り上がるどころか呆れ果てて言葉も出ないわ!(笑)
エンドクレジットの後に2曲も使ってイメージ映像みたいなのあるし、その後まだナレーション入るし、挙句に画面に"完"の文字が出てからも1分くらいそのままだし、ラストの余韻を残すつもりの演出なんやろうけど、無駄に長いだけにしか思えませんでした(笑)

今作の後、西崎義展と松本零士がお互いに自分こそが原作者だと裁判で争い、結局松本零士は追い出される結果になるんですが、今作はトップクレジットが松本零士!(笑)
時代を感じますねぇ(笑)
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