Sankawa7

四季・奈津子のSankawa7のレビュー・感想・評価

四季・奈津子(1980年製作の映画)
3.3
WOWOWにて録画視聴
もう40年も前の作品

五木寛之原作に東陽一監督、昭和の歴史の通り雨みたいな映画

福岡の、オトコマエだが物凄くグラマラスで奔放な女性、奈津子が東京での出会いを通じて自己を発見していく系の話。

地元の彼風間杜夫→カメラマン📸本田博太郎→謎めいた女性阿木燿子→なんだか忘れたけど火野正平→キモイ俳優岡田真澄、らと関係を持ったりヌード写真を撮らせたりしながら最後チャンスを掴んでいく。

阿木燿子とのLっぽい関係とダブルヌードは当時から大変話題に。特に奈津子役の烏丸せつこのダイナマイトボディは当時では見たことないレベルで日本中が騒ぎになった位だった。こんがり日焼けがカッコよかった❗美白全盛のいまではレアになった小麦色の肌が眩しい。

ヌードシーンが異様に多いが、セックスシーンは少なく乱れてる感じはなくどこか絵画的。妹がメンタル病んでる設定だが、鬱病で片付けられていたのに時代の古さを感じた。

途中、詩人田村隆一と電車🚃で語らうシーンは演技というより対談のようで絵的にも素晴らしい👏

ちなみに池上季実子主演でTVドラマ化もされているが、奈津子の存在感のインパクトが違いすぎた。
Sankawa7

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