凍った川辺や霧が立つ小屋など、自然の風景が静かで美しい。そこはすごく良かった。
ここまであからさまに描くか？というほどの「奇跡」が描写されていて食傷。単なる偶然だという言及はあるものの、そんな偶然が重なるというのも結局は神の御業なのでは。これは…凄いご都合展開に見える。それだけなら別に回心宗教映画で良いけど、ロバートデニーロが終始舐め腐った態度をとって、誠実な信仰心も無く、周りの人の訴えも煩そうに聞き流しまくり、相棒も最後まで見下して、あんま応援できなかった。神(製作者)にでろでろに甘やかされたキャラに感じてしまった。ジミーのちょっと頭の弱いキャラクターは良かったし、自分の考えを確立させて主張できるようになる過程は良かった。途中の覚醒説教シーンは白けたけど。
