山

俺たちは天使じゃないの山のネタバレレビュー・内容・結末

俺たちは天使じゃない(1989年製作の映画)
4.7

このレビューはネタバレを含みます

とっても面白かった。個性的な二人の身振り手振りがコミカルで楽しいし、ところどころでジミーが見せる根の優しさが良かった。全体の流れもすごく滑らかで、涙の聖母が起こしているのかタイミングよく起きるプチ奇跡で笑った。
ジミーの、ブラウン神父の、演説がとても沁みた。病人、貧乏人、障碍者にとって、世は平等でないし神を信じるのは難しいだろう、けれど信じたいという気持ちもあるだろう、そういう人に刺さるだろうなあと思った。信じたいと思う時、神はそばにいる。ショーン・ペンの演技、すごく良かった…
ブラウン神父を慕う彼、すごく純粋でかわいかったな。素直だから良いところを受け取ることができる。そういう彼がいるからブラウン神父も発言ができるんじゃないか。
ネッドとジミーが別れるラストは印象的だ。彼らどちらも明るい未来を迎えてほしいと思った。
山