○きっかけ
『BLUE GIANT』を観て、ジャズ映画を観るぞ！って思ったときからずっと観たかった作品。
子どもの頃何回も観た『ウォーターボーイズ』がめっちゃ好きだから、なおさら観たかった。『ハッピーフライト』も面白くて好きだし。
やっと観た。サブスクで観ることができないから、わざわざBlu-ray買った。
○感想
ジャズってすげぇ！って思わせてくれるのは『BLUE GIANT』。感動して泣けるのも『BLUE GIANT』。
『スウィングガールズ』は感動とかではなく、とにかく楽しい！
そんな作品だった。
『BLUE GIANT』のほうが感動できたのは、練習の描写の多さだと思う。玉田の必死さは良かった。
今作も上野樹里たちも練習してたけど、それよりもコメディ要素が多く印象に残った。
やっぱね。問題児だろうが口が悪かろうが不真面目だろうが、素直な子は可愛いよ。上野樹里ハンパなく可愛かった。真面目ちゃんな本仮屋ユイカも可愛かったけど。
弁当の配達を代わりに引き受けるために補習抜け出せるもんかね？
野球部夏大会の応援で演奏する吹奏楽の引率の先生がハワイ行きたくて、球場でビール飲みながら野球部の敗退を願う。そんなんありえんやろ！昔はありえたんか？？？
電車寝過ごして、弁当を届けるために線路を歩いちゃう女子高生たち。今なら間違いなく叩かれるだろう描写も最高！！！危ねーよ？でもこれこそ青春って感じ。
真面目にふざけて映画を撮ってる感じがして最高！！！
共学とは思えない。まるで女子校ノリみたいな。。。楽器でシャボン玉作っても良いじゃんね。楽しけりゃなんでもありさ〜って感じのノリが楽しかった。
一番笑ったのは自転車が坂を転げ落ちるところ。お菓子食べまくりのドラム担当豊島由住梨が食べすぎてスカートのホック外れてスカートが落ちる。パンツ丸見えに(視聴者にはちょっとしか見えないけど)驚いた自転車に乗る学生が坂を転げ落ちる。あぶねーけどおもろすぎ。
本仮屋ユイカ「あのイノシシちょっとかわいそう」
上野樹里「畑荒らしとったんだべ、天罰だ、天罰ぅ！」
っていうセリフがあるんだけど、天罰はこの主人公たちにも下るんじゃないか？ってくらいやらかしとるで。
少人数→大人数、練習シーンは少なく、本番を迎えることができなくなるような困難が立ちはだかる感じが『ウォーターボーイズ』と似てた。
以下、あらすじ
○あらすじ
夏休み。補習を受ける高校生(共学なのに女子ばっか)。
吹部は野球部の応援に向かう。
吹部のための弁当が間に合わなかった。
補習を受けている上野樹里は、弁当を届けたほうが良いんじゃないかと竹中直人先生に言う。
女子高生たちは電車で弁当を届けに向かう。1つ食べちゃう。寝過ごしちゃう。線路を歩いていく。電車に轢かれそうになって転げ落ちて泥だらけ。川で洗う。
野球部は勝つけど吹部は食中毒。退部したがってた平岡祐太だけ弁当なかった。
吹部の代わりに演奏する人を募集。上野樹里たちは演奏することになる。吹奏楽には人数が足りないからビッグバンドジャズ。野球部のカッコいい先輩に憧れる貫地谷しほり。
ジャズにのめり込む。
本番前に吹部復活。
せっかく楽しくなってたのに。演奏するなんてごめんだったわ〜みたいなこと言って吹部の前では強がってたけど、みんな泣く。
上野樹里は家のゲームとかパソコンを売って中古でサックスを買う。
みんなジャズやることになる。
楽器を買うためにスーパーでバイト。火災報知器鳴らしてスプリンクラーでびしょ濡れ。クビになるのが上野樹里、貫地谷しほり、本仮屋ユイカ、豊島由住梨、平岡祐太。
他のメンバーはバイト代をブランド品に使ってしまう。
5人で金を稼ぐために松茸狩り。無断で松茸とったら1人あたり罰金50万円。そうとは知らず、、、
そこにイノシシが出る。ここは動画ではなく、写真のような感じで描かれる。木に登って逃げた豊島由住梨がイノシシの上に落ちる。イノシシ骨折。表彰される。お金ももらえる。
中古で楽器を買う。ボロボロ。ギャルギタリストに頼んで、修理してもらう。
スーパーとかカラオケとかで演奏。不評。
竹中直人先生からアドバイス。しかひ竹中直人先生も実は下手くそ素人。それを隠してアドバイス。
横断歩道の曲でジャズ。
スーパーで演奏。好評。ブランド品買いまくってた仲間たちが、ブランド品を売って新品の楽器を買い、仲間に加わる。
演奏。
発表会に参加することに。
応募を任されたけど忘れてた上野樹里。ギリギリで応募。いつもより応募者が多く、先着順だったため、参加できない。
それをメンバーたちに言えない上野樹里。
本番当日。大雪。向かう電車がストップ。そこで参加できないことを伝える。ブーイング。
雪で他の参加者が参加できない。
突如出演決定。
演奏。上野樹里、貫地谷しほり、本仮屋ユイカ、豊島由住梨のソロも。
