方眼

たくましき男たちの方眼のレビュー・感想・評価

たくましき男たち(1955年製作の映画)
4.0
1955年”The Tall Men”。南北戦争ゲティスバーグの闘いで敗走した南軍にいたアリソン兄弟が、戦後放浪している。モンタナはゴールドラッシュ、ここで一儲けしたいと酒場で金持ちのネイサンに目をつける。襲われたネイサンは二人にテキサスからの牛追いを提案、一攫千金の真っ当な儲け話を持ちかける。酒場の馬停留が一頭3ドル、ウイスキーショットが1杯4ドル、テキサスとモンタナで10倍以上の物価高らしい。3人は牛の買付でテキサスへ。ここまで画面は右移動。道中、吹雪の中で強気な女ネラと出会い、ベンと良い感じになるがケンカ別れする。テキサスでは”プレーリードッグ”という町から、迫力のトレイルが始まる。実際モンタナへは北上だが、画面では左移動へ。途中カンザスでジェイホーカーズに通行料を取られかけるがなんとかやり過ごし、スー族との闘い。牛4〜5,000頭+双方の馬が1,000頭ほど。砦の隘路で正面衝突。過去一、動物が沢山いる西部劇なんじゃないか。平家物語の木曽義仲や、あしたのジョーも思い出したり。途中から、ベンとネラは”I love you””I know”って言いそうと思いながらの観賞。前半ゆるいが、牛が出てきてからが本番。
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