かりん

おもひでぽろぽろのかりんのレビュー・感想・評価

おもひでぽろぽろ(1991年製作の映画)
-
良かった!!
過去と現在の構成が素敵
いままでタエ子は小学生時代を前向きに過去に浸る美しいものというよりはこれから先も覚えていなくてはならないものだと感じてるみたいで、エンドロールでようやく過去そのものの足枷とはさようならが出来て前向きに過去を捉えられたんだと思いました
小学生時代の家族構造だったり、友人関係だったり、大人に対する思いだったり、今とはまた違う部分があって、
でも共感できる部分も多くあって。
最後のあべくんが関わってくるところとても刺さってしまった。
自分の優しくしている「つもり」は、一部の人にとっては優しくないのと同じで、そんな反省を今の自分に活かせるのが過去の良い使い方。
私も東京人で田舎に憧れる部分はあるけど、自然の景色は結局お百姓さんが作り出した人工物で、皮肉だなぁとも思った。

昔のパイナップルまずいのかなあ。
かりん

かりん