WAHL89

おもひでぽろぽろのWAHL89のレビュー・感想・評価

おもひでぽろぽろ(1991年製作の映画)
4.5
小5のころの思い出なんて大抵は冴えないもんで、だからこそ普通の人は思い出さない。
大人になったタエ子について回る小5のタエ子の幻影は、彼女の不器用さと正直さを象徴しているように見える。そんな小5の自分を救うような、あるいは救われるような終わり方がとても良かった。
「陰気なちびまる子ちゃん」という感想しかななかった原作のことも少し好きになった。
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