黒羊

戦争の犬たちの黒羊のレビュー・感想・評価

戦争の犬たち(1980年製作の映画)
3.8
デッドゾーンやディアハンター、デンバーに死す時でお馴染みクリストファーウォーケンの目バッキバキシーンや若い時の怪し気なスリムイケメンが味わえる傭兵物語!

そして言われないと分からない、これまた若いトムベレンジャーも出てます!

トムベレンジャーと言えばプラトーンのバーンズ!メジャーリーグのキャッチャー(だっけ?)!いやいやスナイパーの山猫は眠らないシリーズ?

違います!トムベレンジャーと言えば!

インセプションというクリストファーノーラン監督とかいう人が撮った映画があるんですが、そのインセプションのパンフレットで、役者/キャラ紹介の写真が

なんと「ぶっ倒れて顔が見えてない状態の
画像が使われている」という伝説の持ち主ですね!
いやぁーあれはびっくりした。なんでアレでOK出したんやろか…

プラトーン前のトムベレンジャーも楽しめる一作となっております。

ウォーケンやベレンジャーは傭兵で、とあるアフリカの国の独裁大統領を倒してまともな国にする!…って目的で雇われた物語…ではなく、そこにはアメリカのいつものド汚い「利益の為の戦争」の側面もあり。

そして後半までは全然戦争致しません。おーい戦争は!犬は!?

しかしこのドラマシーンがまたええのよ。

メイトリクスやダッチのシュワさんや、スタローンのランボーもええけど、このような「せんそうのつくりかた」な手配やドラマがクリストファーウォーケンで魅せてくれます。

なんやかんやあっていざ戦争だーい!となった時の、当時のサブマシンガンでお馴染み「UZI」がほぼ使われるが…
えっ射程と集弾性は大丈夫なんかい?と心配になるが…ご無用ァ!

映画インセプションでも出てきたリボルビングランチャー(型は古い)や、支援火器M60(ランボー2のポスターのアレね)でぶっ飛ばします!魅せ方はちょっと甘いけど…

それでも、後半のバトルシーンも、それまでのドラマも楽しめたバランス良い戦争(?)映画でした。

いやぁ〜クリストファーウォーケンってキてる役者さんですね。
黒羊

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