1967年作品。ヴェネツィア国際映画祭(国際映画評論家連盟賞)、第41回キネマ旬報ベスト・テン日本映画第1位。
時代劇マニアのエリック・クラプトンのいちばんお気に入りらしい(インタビューで本人が語…
武家社会ってわりと義理堅いようなイメージがあるから、こういう「反乱」を真っ向から描いた時代劇というのは結構異色な気がする。小林正樹監督は『切腹』といい辛辣な目線で描いた作品が光る。
物語や演出もさ…
司葉子美しすぎる。特に白無垢姿。三船敏郎が赤ちゃんを抱く姿がなんだか切ない。
白黒だからこそ血が綺麗に映る。全てを計算しつくしたのだろうということが伝わってくる。加藤剛、この作品の和服が似合うな。仲…
武士道精神の、いい所は、剣の道。ワビサビの心は、モロそれ。それは、互いの思いやり。『イサブロウ』と、『タテワキ』のように。そして、本作は、『ヨゴロウ』と、『イチ』の、純愛も美しい。でも、剣の道に、魅…
>>続きを読む小林正樹×橋本忍のアンチ武家社会映画。『切腹』みたいな枠組みの強度は無いけどそれにしても面白過ぎる。封建制度の矛盾と理不尽を前に覚悟を決めた時の画があまりにも強く、圧力を徐々に高めてからの斬り合いは…
>>続きを読む小林正樹監督 東京裁判を撮った監督だと後から知った。
何故この作品を観たのかというと、
恥ずかしながら…
今年もまた4月に来日したEric Claptonが
来日時にインタビューを受けていた動画…
これ、エリック・クラプトンが一番好きな日本映画らしいですよ。
さすが小林正樹監督。
じわじわと盛り上がっていく息を呑む展開、三船敏郎の気迫に満ちた大立ち回り、どこを取っても素晴らしいという感想しか…
小林正樹監督の映画を30年振り位で観たが、流石!という感。
小林正樹監督の念を三船敏郎が激演。この組み合わせは、なかなか凄い。
一方、仲代達矢の役どころも渋い。徹底的に筋を通す。三船敏郎との対照…
名作『切腹』同様、封建社会の理不尽に命を賭けて抵抗する武士の物語。
『蜘蛛巣城』がそうであるように、本作もただのモノクロではなく、敢えて白と黒とで“色彩豊かに”描いているかのよう。美しい。高所からの…