IMAO

波影のIMAOのレビュー・感想・評価

波影(1965年製作の映画)
5.0
観たいと思っていてなかなか観れていなかった本作。ラピュタ阿佐ヶ谷でニューブリでやっと観れた。
これはもう日本映画最盛期の一本であると同時に、豊田四郎にとっても若尾文子にとっても代表作に値する傑作だと思う。全てのカット、全てのフレームが素晴らしい!映画最盛期ならではの「技」があらゆる分野(撮影、美術、音楽、演技、脚本、演出)に生きている。撮影を担当した岡崎宏三の白黒作品の自身ベストワンだそうで、それも頷ける濃厚な画作りがなされている。だが、繰り返すようだが撮影だけでなく、全ての細部が行き届いている。これはもう二度と来ない日本映画最盛期ならではの所業だろう
途中涙腺崩壊して、ラストの方にかけては泣き通しだった…首を洗ってもう一回観ます^^
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