2007年 アメリカ
監督 クリストファーノーラン
WOWOW“テネット“放送記念
脚本 ジョナサンノーラン
人生の全てを賭けてライバルとして競い合う2人のマジシャンの話
時間軸操作系ではない本作も過去と現在はめまぐるしく切り替わりますし場所と場所も同時進行で頻繁に入れ替わって行きます
あらかじめノーラン監督の作品だということを念頭において観始めないと混乱して付いて行けなくなります
あり得るかもしれないけどあり得ない科学の進んだ先の仕掛け
巧みな脚本によるあっと驚くストーリー展開など
正にノーランテイストたっぷりの作品でした
それにしてもこの結末
片方のマジシャンが可哀想過ぎないでしょうか？
それとも私が見落としている落とし所が何処かにあったのでしょうか？
流石はクリス今回も色々と考えさせてくれます
2021.6.29 追記
原作 クリストファー・プリースト
“奇術師“ 1995年 原題 “The prestige”
“テスラ“
19世紀なかばオーストリア帝国に生まれたニコラ・テスラは蛍光灯など交流電気をつかった様々なものを考えだした発明家
19世紀後半アメリカにいるエジソンのもとで働くが、エジソンと対立して一年後に独立し自分の会社を設立
実際にあった高電圧を発する機械「テスラコイル」が劇中の「テスラの装置」によく似ている
