『オッペンハイマー』のドキュメンタリー番組を観て、またしてもノーラン気分。
『ダンケルク』同様、食指が動かず後回しにし続けた今作。
なんで今まで観なかったんだろう。
めちゃくちゃ面白かった！理解の意味でも良心的だし上澄みだけでも十分楽しめる。ただ、監督の理系脳を駆使し緻密に練られた脚本である事は確かなので、再見して改めて唸る部分も多そう。
ヒュー・ジャックマンVSクリスチャン・ベイル。2人の天才マジシャン対決が素晴らしい。男の嫉妬心、虚栄心から来る負のエネルギーはスケールが違うなぁ…
まさに、やられたらやり返す！
正直、大袈裟な瞬間移動シーンは流石に引いてしまったけれど、ニコラ・テスラをデヴィッド・ボウイが演じてたのは見どころ。ヒュー・ジャックマンは出来れば『グレイテスト・ショーマン』未見のうちに観たかった。
何れにしても、豪華キャスト、演技派俳優陣による2転3転するストーリーにどんでん返しの見応え。中でも更に作品の重しとなるマイケル・ケインの静かな存在感が素晴らしい。もはや安心感が素晴らしい。
ここまで来たらノーラン監督未見作品『フォロウィング』も観たいなぁ…
でもやっぱり新作が楽しみ❤︎.*
