スギノイチ

薄桜記のスギノイチのレビュー・感想・評価

薄桜記(1959年製作の映画)
3.6
大映時代劇らしい美麗な画面と舞台調のケレン演出。
それに不釣り合いなほど話はハード。
雷蔵はボロボロになりながら多勢に立ち向かう悲劇の殺陣が似合うが、本作では遂に片腕切断・仰向け状態のまま斬り合うという離れ業を披露。

カツライス共演作ではオマケ扱いされがちな勝新も、今回は比較的美味しい役。
踊りを舞うシーンの声は吹き替え丸出しだが。
スギノイチ

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