shuki

薄桜記のshukiのレビュー・感想・評価

薄桜記(1959年製作の映画)
4.9
大傑作。終盤息をするのを忘れたせいか頭が痛い。それぐらい画面に目を奪われた。

とにかく、店前の灯りを消したタイミングで雪が降り出すショット。脳が爆発した。『河内山宗俊』の雪も忘れ難いが、人生最良の雪。撮影の本多省三は宮川一夫のチーフ助手上がり。なのでキャメラが芝居しまくる。雪の上で死の手前に手を伸ばし、触れ合おうとする男女。忘れ難い。
shuki

shuki