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薄桜記のleylaのレビュー・感想・評価

薄桜記(1959年製作の映画)
3.7
市川雷蔵の最高の殺陣が観れると聞いて鑑賞。スマートな殺陣の姿を想像していたら、負傷してボロボロになりながら左手だけで闘っていました。雪の上に寝転び、着物をはだけながら愛する女性のために闘う雷蔵が格好よかったです。雷蔵のイケメンぶりを堪能。堀部安兵衛役の勝新太郎も誠実味があって良かったです。

忠臣蔵のスピンオフ的な物語。堀部安兵衛の高田馬場の決闘から始まり、吉良邸討ち入りの前に起きた、1人の旗本の悲恋の物語。最後は忠臣蔵へと続く余韻がよかった。ヒロインの女優の顔と話し方が好みではなかったのが少し残念でしたが…。


✴︎ てつじさん、ありがとうございました✴︎
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