タカヤマ

新座頭市物語 折れた杖のタカヤマのレビュー・感想・評価

新座頭市物語 折れた杖(1972年製作の映画)
3.1
スコア4.5以上・・・超傑作!超おすすめ!
4.0〜4.4・・・名作。おすすめ。
3.0〜3.9・・・お暇ならいいと思います。
2.0〜2.9・・・僕はあんまり、でした。
1.9以下・・・時間の無駄だと思います。
「座頭市」は映画だけでなくテレビシリーズも秀逸である。ただ、何十話も作られていて、ほぼパターン化していて、特に殺陣などは、あまり新味がない。そして、映画ならではの面白さがあるかというと、ない。せいぜいスターが出ている程度で、テレビ版を長くした感じ。ただ最後の死闘はさすがだし、江戸時代の女性蔑視の酷さを物語るシーンは良かった。テレビ版のように悪い奴がめでたしめでたしで裁かれるのではなく、ただ市の目にも留まらず、犬死にする人たちがいる、そこまで描いているのは、勝新太郎監督の姿勢が見えた気がして、背筋の伸びる思いがした。
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