1930年代、アメリカからアイルランドの雨が降り続ける街リムリックに戻ってきた6才にもならない子供フランクと幼い弟達。
フランクの両親である母アンジェラ(エミリー・ワトソン)は愛情深く、父マラキ(ロバート・カーライル)は失業中で酒浸りだが子供達には優しかった。
そんなフランク一家は極貧生活の中、過酷で惨めな日々を過ごし、更にはフランクの弟達が次々と命を落としていた。
それでもフランクは周りの人々に助けられながらも精一杯に家族を想いながら生きていく。
そして成長していくフランクは次第に自由と希望の国アメリカに行く事を夢見るようになるのであった・・・
【感想】
フランクの物語を幼少期から事細かく描いていており、ちょっと長過ぎで後半ダレてしまう。
フランクはとても母親アンジェラ想いであり大人になってからのラストにアンジェラとの感動的なシーンが待ってるのかと思いきやただアメリカ行って終わったのでなんかスカされた感じでした😅
タイトルのアンジェラの灰の意味はよく分からなかった。
どうにも消化不良な感じに思え、印象に残ったのはとにかく父親のマラキはアンジェラに役立たずと言われて当然と思える程ポンコツな夫だった事!
そして極貧生活をしながら子供を何人も死なせてしまっている状況下なのに子作りをしてしまう計画性の無さにはマラキとアンジェラの両親に呆れてしまった💦
フランクは本当にこんな中で良く生きてきたなと思えただけで終わってしまい、感動的なラストを期待したが・・・残念。
※フランク少年時代の学校でのベロ出しのシーンはなんか絵になってお洒落にも見えて好きです👅