non

アンジェラの灰のnonのレビュー・感想・評価

アンジェラの灰(1999年製作の映画)
3.9
雪❄️なので出かけられずおうち映画。
エミリー・ワトソン過去作をセレクト。
フランク・マコート氏の同名の自叙的小説が原作。

母アンジェラをエミリー・ワトソンが演じ、長男フランク(原作者)を幼少期、少年期、10代思春期と3人が演じている。父役のロバート・カーライルってトレインスポッティングのベグビー役の人か(なんとなくデヴィッド・テナント氏に似ているなーと)。

北アイルランド出身のプライドだけが高くまるで頼りにならない父、敬虔なカトリック信者の母方家族、湿気と貧しさに澱んだ町の空気。その中で折れずに生き残ったフランクの強さに感服。

タイトルは母アンジェラの遺灰を意味していて、このあとマイケルは母と弟をアメリカに呼び寄せ、母の遺灰をアイルランドへ運んだらしい。続編でその辺りに触れているそう。
non

non