この作家さんの自伝なので、この子がアメリカに行った後、めちゃめちゃ成功したベストセラー作家でついでに弟くんもアメリカでパブ経営やらテレビに出ていたりしていたのを知った上で観たので、酷い境遇シーンが続…
>>続きを読むアイルランドの貧困街のむせかえるような湿気と糞尿の臭いが伝わってくる。
今で言うアルコール依存症の父親がどうしようもない。
息子フランクは、父のことを三位一体だと説明する。
面白おかしく作り話を語…
世界大戦後の貧しい時代のお話。
アメリカから祖国のアイルランドに戻った一家の、
苦しい生活が描かれている。
お父さん最低。
息子もあのお金をお母さんや家族のために使おうとは思わなかったのかなぁ?…
とにかく極貧描写が凄まじい。
赤貧洗うが如し、とばかりに雨のシーンが多く、道はぬかるみ家の中もビシャビシャ。壁は湿気でめくれ、用を足すのはバケツ、服はぼろぼろ。もちろん食べるものにも事欠く日々。そ…
雨に煙る街の景色が忘れられない。どん底の暮らしの中にも生きる事の可笑しさを描く秀逸な脚本と、どこまでも丁寧で真摯な演出が物語の豊かな叙情性を立体的に表現していく。これでもかという過酷な境遇にも負けず…
>>続きを読む1930年代 アイルランド
最初しばらくは薄暗い雰囲気。
極極貧の家族のお話で、
壮絶な人生なのに、語り手の長男フランクが堂々と話すから、可哀想なのに可哀想じゃない。
映画を観ながら心配してるのに…
最初30分はすごいシリアスで暗くて重くて、この調子で140分続くのか…?と憂鬱になるけど、そっからはだんだん適度にユーモアも挟まれてきて楽しく観られる。
こういう時代を描いた映画の映像って、大体白黒…