あかり

幸せのちからのあかりのレビュー・感想・評価

幸せのちから(2006年製作の映画)
4.5
ウィルスミス×ジェイデンスミスの親子共演。

貧乏で住む家もなくし、妻も出て行き、絶望的な状況の中で息子を抱えながら幸福を掴むため奮闘する父親の話。(実話)

ギリギリの状況下で、息子との生活を守るため、奔走するクリスの姿に胸を打たれます。

親子共演だからか、ウィルはより父親らしく、ジェイデンはより息子らしい演技をしているようにも感じます。(ジェイデンかわいい!)

最後に男泣きしながら息子を抱きしめるシーンは、父親の愛情に溢れていてぐっときます…

アメリカ独立宣言の、「生命、自由及び幸福を追求する権利」は日本の憲法にも用いられている表現だけど、「追求」というワードを入れていることに作中では触れています。

「幸福になる権利」でなく「幸福を追求する権利」であるところに、幸福を実現する困難さ、また、幸福はそれを追求する人にしか訪れないという意味が込められているんじゃないかな、そういう意味では原題の”The pursuit of happyness” の方がやっぱりしっくりくる。
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