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幸せのちからのSのネタバレレビュー・内容・結末

幸せのちから(2006年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

実話
始まりから9割は苦しさが募っていく。

フィクションではなく実話だからこそ、良いように上手くいかないし、しんどい時は余裕がなくなって悪循環に巻き込まれる。
人間味溢れる映画だった。

まだ色々なことが理解できない幼い息子を振り回すことになりながらも、息子への愛情は1度も忘れることなく、できる限りの努力を尽くす父親の姿は、誰もが応援したくなる。

この主人公である父親が常に120%の努力をし続けられたのは、劇中息子へのセリフにもあるように「自分が出来ると思ったことを信じ続けること、そしてやり切ること」を信じ続けていたからだと感じた。

医療品販売も、証券会社でのインターンも、息子を育てることも、
沢山の試練はありながら
全て自分で決めたことをやり切ることで
最後の結末の結果を得ることができたという、リアルが描かれた素敵な映画。
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