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ケンタッキー・フライド・ムービーのtakのレビュー・感想・評価

2.5
映画チラシを集め始めた頃に手に入れたジョン・ランディス監督作「アニマルハウス」のデザインは、当時お気に入りだった。同じ頃にランディス監督作で手に入れたのがこの「ケンタッキー・フライド・ムービー」。ハチャメチャなオムニバスムービーと聞いたけど、「女王陛下の007」のジョージ・レーゼンビーが出演してしているとか。どんなんだろう?と昔から興味があった。初鑑賞。

※チラシデザインがDVDジャケと異なるので、リンク貼っておきます。
https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/41/af/1246306c40f702efd283e5ede3ebb93d.jpg

この映画のプロデュースは、「フライング・ハイ」「裸の銃を持つ男」などで知られるザッカー兄弟とジム・エイブラハムズ。彼らはケンタッキー・フライド・シアターと名付けた芝居小屋で、ナンセンスコメディ芝居をやっていた。そのセンスを活かして映像化したのが本作。監督は後に「ブルース・ブラザース」を撮るジョン・ランディス。

細切れのギャグと、映画やテレビ番組パロディが散りばめられた怪作。ニュース番組中にゴリラが暴れ出したり、架空のポルノ映画CM、コント、「燃えよドラゴン」「大地震」「オズの魔法使い」のパロディ短編などなど、クスッとさせるものもあれば、くだらなさに呆れるようなものもある。それらがこれでもかと繋がれるバラエティ。

ともかく。くだらないです。でも頭空っぽにしてくれます。そこがいいです。レーゼンビーは、「大地震」のパロディ番組に登場。アップの場面が少ないので彼だと言われないとわからなかったかも。

本編には関係ないけど。
80年代に替え歌で一世を風靡したアル・ヤンコビックが、「パロディ放送局U.H.F.」という映画に主演している。これにもパロディ映画の予告編や替え歌MTVが流れる。こっちもお試しくださいな。
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