大道幸之丞

セブンティーン・アゲインの大道幸之丞のネタバレレビュー・内容・結末

セブンティーン・アゲイン(2009年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

古典的なフォーマットながら期待以上に面白かった。娯楽としての映画の愉しさを存分に発揮していると思う。

日本でリメイクしてもうまく行きそうだが、本作はやはり主役ザックエフロンの魅力なかりせばと思う。

タイムトラベルと違い自分だけが10代に若返ってしまうところがミソ、そして正義感は強いがケンカが強いわけではないのもバランスとしていい。

離婚協議のっぴきならない状況を引きずっている。

友人のネッドが余計な事ばかり引き起こすが、物語を一本調子にさせずいい。

「同世代」として息子と娘を助ける関係がいいしイジメられっ子ではあるが父親の血を引きアレックスもバスケットボールの才がある描写もいい。

ちゃっかりネッドも願いを叶えるあたりハッピーエンドを好むアメリカ作品らしい。