やはり悲恋物といえば溝口。真新しさは無いものの、筋書きも映像も完璧に等しく素晴らしいものだった。定点カメラで すこし遠目から、登場人物たちの生活を覗き見る感覚、あくまでわたしたちは鑑賞者で、物語はわ…
>>続きを読む人生ベスト
結局親の七光りから解放されず、「菊」の紋章を背負って生きていく男の覚悟が浮き彫りとなるラストカットで毎度号泣
積み重ねられてきた厳格なワンシーンワンカットが最も顕著となるはずのクライマ…
ダイナミック。
同時代で言うと、黒澤の男性的で明快なダイナミズムとは違った、繊細で静謐なダイナミズムと言うべきか。
半分くらい何言っとるかわからんかったが、映画は画で観せる、画で物語る、優れた映画の…
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